■[第580回] 大混乱中 −H17.10.31-(月)−
一つ歳が増えたことで頭の回転が鈍くなったのか、てっきり、もう11月だと思ってしまい、11月1日の日記のページを作ってしまいました。^^;
さて、どうも本日は、と言いますか先週末から大混乱です。
と言いましても、恥ずかしながら仕事ではなく、プライベート(?)の方でです。
(まあ、仕事も大混乱ではありますが・・・)
何にせよ、やはり「夢は願い続ければ必ず叶う」ものです。
しかし男ならば「もっと大きな夢」を抱かなくてはならないですね。
「すぐに叶う夢は夢ではない」と実感した次第です。
いやー。それにしても仕事も大混乱ですねー。
大混乱と言うよりは、やらなくてはならない事が山積みと言う感じです。
なのですが、本日はある秘密倶楽部の会合があるためこれから出掛けてきます。
という事で、大変申し訳ないのですが、本日の日記はこれまでです。
すみません。明日はしっかり書きます。
■[第579回] 教えて下さい −H17.10.28-(金)−
先日、そろそろビジネス書でも読まなくてはならないかな?と、本屋さんに行ってきました。
そして、ずらーっと並んでいる本を眺めたり、手にとって見たりしたのですが、どうも今ひとつと言いますか、まったく興味が湧いてくる様な本が無い。
ですが、その前にも何度か見に行ており、良い本が無く、いつも手ぶらで帰ってきていました。
なので「今回こそは!」と思って入ったため、何か買って行かなくてはならない・・・。
と言う事で結局、平積みされている売れているものや、多少は興味のある話の本を買って帰りました。
そしてついでに興味を持った、ビジネスの本ではない「宮大工」の本を買いました。
もう一つ「ホーキングの宇宙論」の様な本も興味があったのですが、さすがにビジネスと関係なさ過ぎると断念しました。
ですが・・・。
嫌々買ったビジネス本は、やっぱりまったく読む気が起きないのですよね。
まったく興味の無い会社の経営者の本であったり、まったく聞いた事の無い、顔を見てもとても大した人物とは思えない様な経営者が書いた本です。
もう一ページもめくる気が起きません。
それに、その本を私より先に読んだ者の意見では、案の定中身が無く薄っぺら。
「何一つ残るものの無い本だ」との感想を聞いて、余計に読む気がなくなってしまいました。
今回思ったのですが、やはり読む気が少しでも起きる本を買ってこなくてはダメですね。
それに、経営者の本は今までにもかなり読んできました。
ですので今更、小さな自慢話ばかりが詰まった様な、意識の低い話しか書いていない様な本は読む気が起きません。
以前、ある程度の企業を作られた経営者の方よりこんな話を聞きました。
「自分は今までたくさんの経営者の本を読んできたが、もう経営の本は読む気がしない。」
「経営なんていうのは、時代時代によって上っ面の部分は変わっても、肝心の中身や柱はいつの時代も同じだ。」
「なので、今更新しい経営の本など読んでも意味が無い」
「もしどうしても読みたいと思ったら、新しい本ではなく、自分が勉強になった本を再度読み返す事にしている。」
との話でした。
私はまだまだ「経営の本を読み尽くした」とは言えませんし、経営とは何かというものも悟るまでには行っておりません。
ですので、これからも読み続けて行こうとは思いますが、ですがやっぱり多少は興味を持った本ではないとダメですね。
また、どうせ読むならば「怪しげな(?)経営者」の書いた本ではなく、まだ「宮大工」や「ホーキング」が書いた本の方が勉強になる気がします。
仕事においても。
人生においても。
という事で、「やはり本は読みたい興味のある本を選ぶべきだ」。と思った次第です。
ただ、これは自慢でも何でもなくですが、私は昔から本が好きで、とにかくたくさん読んできました。
もし、あまり本を読まれたことの無い人がいらっしゃいましたら、是非「興味がある」「ない」に関わらず、とにかく色々な本を手に取り読まれた方が良いかと思います。
読む事が習慣になっていなければ、どんな本を見ても興味が湧くなんて事はありませんから。
何にせよ、読書はやはり素晴らしいですからね。
人間を最も成長させるのが本です。
ところで、皆様最近本を読まれて面白かった本ありますか?
ありましたらお教え下さい。
最近、本当に活字に飢えております。
※ただし、推理小説や恋愛小説や、何てことの無い小説といったものは、もういくらお薦めされても読む自信がありませんので除外して下さい。^^;
■[第578回] 全快祝い −H17.10.27-(木)−
本日、お客様より以前印刷したものを、修正した上で再印刷する様に依頼がありました。
そして修正した原稿を提出した後、最後の確認でお電話をさせて頂きました。(社員がです。)
すると何やら平謝りをしております。
そしてその電話が終わった後、信じられない一言を聞きました。
その印刷物の中には「全快祝」という言葉が入っております。
「この全快祝いの全は金じゃないですか?」
驚いて確認したところ、確かに「金」にも見える。
ですが「まさかそんな筈は無いだろう・・・」、「書体が崩し文字の様な形なのでそう見えるだけだろう・・・」と、祈る様な気持ちでパソコンで「全」と「金」の文字を打ち比べてみました。
はい。
「金」でした。
前回も「金快祝い」で印刷させて頂いてたのですね・・・。
おそらくお客様も、繁盛屋で校正する者も、まさか「全快祝い」を「金快祝い」と打つ人がいると思いません。なので見落としていたのだと思います。
何と言ってもパソコンで、「きんかいいわい」と打っても「金快祝い」とは出てきません。
この文字データを作成した社員は、わざわざ「きん」、「かい」、「いわい」と入力したという事です。
何て手間の掛かる事を・・・。orz
それにしても、例えお客様より手書きの原稿を頂いていたとしても、他に「就職祝」や「栄転祝」など色々とある訳ですから、普通に考えましたらそこの文字は「全快祝」と分かりそうなものです。
しかし現実として「全快祝」ならぬ「金快祝」が印刷されておりました。
本当にお客様には申し訳なく、また恥ずかしい限りです。
やはり社内ではより一層、読書の習慣を身に付けさせなくてはなりません。
この様な一般常識として持つべき言葉すら知らず、しかも漢字も分からない。
これが日報程度ならば良いですが、いざお客様の印刷物の際に「何が正しくて何が間違っているのか分からない」という様な事では、今後もご迷惑をお掛けする事になってしまいます。
今後はより一層、校正の際には文字間違いに注意する様に努めます。
それにしても、当事者である繁盛屋の私が言うのもなんですが、とても衝撃的な話でした。^^;
まあ「全快祝い」という言葉を聞きなれていない社員なので、仕方の無い話かもしれません・・・。
■[第577回] 宇宙論 −H17.10.26-(水)−
先週の土曜日に「サイエンスゼロ」という番組を見ました。
その中で「宇宙の地図が出来た」という話や、「何だか分からない物質がある」という話がありました。
それを見ていて改めて本当に科学者というものも、常識としているものも「デタラメだなあ」と思った次第です。
相対性理論しかり、今回の話しかりです。
現在分からないものに仮定を作り、それをベースに物事を進めて行く。
学者は仮定を作り、証明するのが仕事だから良いでしょう。
ただそれを一般的にも「常識である」とするのはどうかと思います。
「あくまでもこれは仮定の話ですよ」
と、しっかりと断りを入れてから話を進めてもらわなければ、ついつい知らない者は、「そういうものなんだ」と信じ込んでしまいます。
「分からないならば分からない」としっかり話し、その上で「分からないけれどもこういう事じゃないかな?と思っているんだよ。まだ証明されていないけどね」と話すべきです。
それを、「分からないけど、誰も反論しないし、反論しようにも証明が出来ない」という事で、さも「これが正しいです」と話しているのが現在の宇宙論です。
今回テレビを見てつくづく、「宇宙は神秘に満ちている」、「本当に分からない事だらけだ」、「仮定の話を臆面もなく話せるのは大したもんだ」と思った次第です。
何と言っても「宇宙の地図」はちょっと笑えましたからね。^^
※ただ、衛星を持つ恒星の見つけ方の話は「なるほど!」と、とても納得できました。
まあ、まだ人類が空を飛んでから、たったの100年くらい(ライト兄弟が空を飛んだのは1903年です)しか経っていないのですからねえ。
そんな人類に「宇宙の果てまで分かれ」と言う事自体が無茶な話ですね。
それにしても、飛行機が出来てから100年程度で、宇宙ステーションを作り、木星あたりまでロケットを飛ばせる様になるというのはスゴイ進歩ですよね。
本当に人類が自らの力だけで、そんなに進歩出来るものなのでしょうか???
やはりそこには宇宙人の力が・・・。
がははは。^^
■[第576回] チャンピオン −H17.10.25-(火)−
昼下がりの午後、突如繁盛屋の事務所は男達のバトルの場となりました。
と言いますのも、私が事務所に戻ってきますと、いつも人手が足りないときに手伝いに来てくれるT君がおりました。
このT君はまだ20歳(かな?)の好青年です。
以前ですが、そんなT君と一緒に現場に出ている社員より、聞き捨てならぬ言葉が私の耳に入ってきました。
「T君は筋肉がスゴイ!」
「力がスゴイ!」
こういっては何ですが、腹回りの肉の多さならスゴイ私です。
という事で、その話を聞いてから次に来た時には、どちらが本当にスゴイのか腕相撲で勝負をつけよう。と虎視眈々と機会を窺っておりました。
そして何ヶ月か前にやっとその機会がやってきましたので、腕相撲勝負をしてあげました。(くれぐれも言っておきますが、挑んだんじゃないですよ。チャンピオンは米沢でチャンピオンヒレステーキを食べた私ですから。)
すると・・・。
熱い、何時間にも及ぶかと思われた、死闘と呼ぶに相応しい戦いの結果、惜しくも私は敗れてしまいました。orz
まあ勝負は紙一重でしたけどね。うん。
私が後三日ほど若ければ勝っていた事でしょう。
その後も二度ほど挑みました。(今度は私が挑戦者です)
その結果は一勝一敗。
まあここら辺から大分私の力が盛り返してきました。
何と言っても、腕相撲をしたならば二勝三敗は固いと言われる私ですから。
そして本日。
社員に
「まずは一人ずつT君と勝負しなさい。二人がかりは卑怯だからね。」
「そして、もしT君に勝ったらこのチャンピオンである私に勝ったと言うことだから」
と言い聞かせ、まずは一人目の社員がT君に挑みました。
軽くひねられました。
続いて次の社員が。
これがなかなか粘りました。
試合後はT君から「いやー○○さん強い!」との言葉が出るほどでした。
そして、満を持して真打ちである私の登場です。
結果は・・・。
はっきり言いまして「楽勝」でしたね。ええ。
もう正直なところ可哀想になるくらいでした。
えっ!?
二人と戦った直後にやれば勝つのは当たり前だろう?
最初から勝負しないなんて男らしくない?
それでは貴様は満足なのか?
いやいや、誤解されては困ります。
私はチャンピオンです。(前回勝ったのは私でしたので)
チャンピオンである私に勝負を挑もうというT君なのですから、次期挑戦者達の中から勝ち上がってくるのは当然なのです。
それがチャンピオンというものです。
ちなみに、その後にT君から「強い!」と言われた社員とも勝負しました。
これまた「楽勝」でした。
はっきり言いまして、あの時間帯は私のエンペラータイムでしたね。
もう目が緋色になってましたから。
ただ、何故かそんな無敵の強さを誇った私に対して、その勝負の行方をずーっと見守っていた女性社員の視線は、真の勝者である私にかなり冷たく厳しいものでしたけど・・・。
やはりここら辺は日本人特有の「判官贔屓」の面が出たのでしょう。
という事で、この200戦無敗のチャンピオンである私を負かすのは誰か?
挑戦者をどしどし受け付けております。
我こそは!と言う、腕に自慢の無い方のみ「繁盛屋内 腕相撲係」までお申し込み下さい。
ただし、応募しチャレンジャーに選ばれたからと言って、そう簡単にはチャンピオンとは闘えませんよ。
私はいつ何時、誰の挑戦でも断る男ですから。
■[第575回] 会津若松 −H17.10.24-(月)−
先週末、社員が先日した旅行の行程をなぞるかの様に、福島と米沢へ行って参りました。
そして福島ではいつもの如く、鶴ヶ城と飯盛山に行きました。
いつも飯盛山に行く度に、「何故、白虎隊の少年達は最後まで官軍に闘いを挑み、一人でも多くの敵を倒して斬り死にしなかったのだろうか?」と考えていました。
そして今回行きまして、またいつもと同様に考えていてやっと分かりました。
官軍に闘いを挑んだのは「憎しみ」からではなく、「武士の面目を立てるため」だったのでしょう。
そして、一矢浴びせることでその面目も立った。
この上は、同じ日本人を一人でも多く闘いで失うよりは、一人でも多く生き残り、海の上から虎視眈々と狙っている西洋列強と対峙してもらおうという事だったのでしょう。
これでやっと白虎隊の「偉さ」と言いますか、その当時の日本人の立派さが分かった次第です。
日本としての危機も分かる。
しかし武士としての面目もある。
薩摩藩が寺田屋で同士討ちした様なものですね。
そして、鶴ヶ城では約40年ぶりに城内がリニューアルされたそうです。
確かに以前見たものとは違い、なかなか楽しく?見る事が出来ました。
私はお城のある町に行きますと、必ずと言って良いほど城を見学します。
そんな色々な城を見た中でも、鶴ヶ城が一番好きです。
確かに、小学校の修学旅行で行った思いでもありますし、その後も、何かと言うとドライブで行ったので思い入れもあります。
ただ、そういった私の経験の思い入れとは違う意味で、何だか行きますと感動します。
今回も見に行った際に、やはり感動しました。
そこで、またまた「何故、自分は好きなのだろうか?」と考えてみました。
これはすんなりと分かりました。
鶴ヶ城は闘った事のある城なんですよね。
岡山城も綺麗です。
ですが、鶴ヶ城は本当に闘ったことがあり、歴史に名を残した城なんですよね。
他の闘った城は大抵が焼け落ちて、今は城跡でしかありません。
まあ、実際は復旧して当時とはまったく違うのだとは思いますが、石垣や城内への道を歩いていると、その当時の官軍の様子や会津藩の様子が、何となくですが想像が出来ます。
これが他の城との違いですね。
その上、今回はリニューアルされた事で、余計に戦いの様子が伝わってきました。
「大砲が何発打ち込まれた」だの、「何日間の攻撃で落城したのか」だの。
本当に面白く見れました。
ただ、新撰組のテレビの衣装だの何だのはいらない気がしますけど・・・。
まあ、何にせよ会津若松は歴史が感じられて本当に良い町です。
何度行っても楽しめ(?)ます。
さて、福島の後は米沢です。
残念ながら大雨だった事と、見ていたDVDがあまりにも暗かったことで、今ひとつ観光気分にもならず、お昼だけ食べて帰ってきました。
米沢はまた改めて行ってみたいですね。
まあ、そんなこんなで色々と「仕事」や「どんと!」について考えさせられる旅行でした。
「今まで読んだけど、どこが!?」と突っ込まれた方へ。
移動中も、温泉に浸かって「いい湯だな」を鼻歌で歌っていた時も、大嫌いなサウナに「今度こそは楽しいかも?」と考えて入り「やっぱり何故こんなものがあるのか分からない」と自問自答していた時も、高級米沢牛を食していた時も、ずーっと頭から離れなかったのです。
という事で、より「どんと!」を完璧にスタートさせるための事を色々と考えました。
そして足りない点も分かりました。
それは・・・・。
と、その話を書きたいところですが長くなりそうですので、その話はまた今度。^^
[追伸]
大分以前に書いた「顧問IT士を商売にする」という話。
本日、ひょんな事からやられている会社を見つけました。
と言うのも、実は私の知っている方が、顧問IT士とは名乗っていないものの、(まあ当然ですが)、非常に似た様な事をされていました。
http://www2.net-web.jp/
これは間違いなく便利です。
繁盛屋としての商売に関係があってお勧めする訳ではなく、ただ純粋に「やっぱりこういうエンドユーザー向けの本当に役立つ事をしようと思っている人がいるんだなあ」と感動した次第です。
また、この中にあるブログが面白いです。
プロから見た、分かりやすい話。
グーグルのデスクトップ検索は早速ダウンロードしちゃいましたからね。
いやー。本当にスゴイですね。
あまりにも立派過ぎて、「これは負ける訳にはいかんな」と褌を締めなおした次第です。
いやー。
本当に「お見事!」と思いました。
まあ、どんな人がやられている知らないと、なかなか気軽には申し込めないかも知れませんが、それでも一度問合せしてみる価値ありですね。
余計なお世話かもしれませんが、私の感想を申しておきますと。
とにかくすごく良い人です。
何せ、以前繁盛屋のとても困った注文にも、「大丈夫ですよ」と気軽に引き受けてくれた方ですから・・・。^^;
繁盛屋とは現在直接の関わりはありませんが、今度また機会を作ってお話しをしてみたいですね。
■[第574回] 大きく −H17.10.21-(金)−
本日、朝からお客様にひどく叱られました。
理由は何かと言いますと、「私の話し方がなってなかった」と言う点と、「繁盛屋が小さい」という事です。
この「繁盛屋が小さい」という事についてですが、これが社員が何十人もおり、また設備も自社で何でも揃っていれば、おそらく叱られる事もなく、お客様のご注文に応えられたのではないかと思います。
仕事をしておりますと、時にはビジネスとして考えた場合は「×」ですが、それでも長い目で見れば「○」という事があります。
例えば、本当は人が1日その仕事のために動いたことで、その人件費が掛かっているのですが、それは「まあ、今日は仕事が無くてドライブした」と思って、この費用を含めずに見積りを出す。
これが重なりますと、単体の仕事で考えれば赤字になり、ビジネスとしては成り立ちません。
ですが、それ以外にも十分ビジネスとして成り立つ仕事を頂いていたり、頂く予定であればトータルとして見た時にはビジネスとして成り立ちます。
ただし、この様に長い目でビジネスを捉えるためには必要なものがあります。
これは「損して得とれ」と言った場合に、「損をどれだけ出来るか?」という力です。
この力が小さければ小さいほど、損を出来る要領が少なくなります。
これは資金に限らず、物でも同じです。
例えば、工事に必要な物があったとします。
自社が持っていない場合は、どこからかレンタル料を支払って借りて来なくてはなりません。
その場合、「このレンタル料は無かったことにしよう」という訳には行きません。
実際に料金を支払っている訳ですから。
ですが、この工事に必要な物を自社で持っていた場合。
本来ならば、この道具の使用料分も含めて見積りを出すのだが、どうせ使わなくても倉庫に1日置いてあるだけだから、この道具を使わなかったと言う事にして、この部分は請求しないでおこうという事が出来ます。
また、お客様より工期の短縮のご要望を頂いた際にも、本来は2人で予定していたところを早く終わらせるために倍の4人を出すという事があります。
この場合も自社で人数が揃えられれば、まあ他の仕事は一旦置いておいて、そらちに力を注げは済む話です。
しかしこれが自社で揃えられない場合、他社に人を頼んできてもらいますとその人工代が掛かってきます。
そうしますと、どう計算したとしても、どう考え方を変えてみようとも、目に見えてビジネスとして成立しなくなる場合があります。
という事で、今回繁盛屋の小ささを痛感した次第です。
やはり会社は大きくしないとダメですね。
会社が大きくなる事で「お客様の要望にどれだけ応えられるか?」という範囲が変わってきますから。
本日ほど、小さな・力の無い繁盛屋で申し訳なく思った事はありませんでした。
■[第573回] 破壊王 −H17.10.20-(木)−
本日、新大前に取付けてあった「アドビーム」の整備(?)をしました。
このアドビームは、取付けてから四年以上経っているもので、だいぶガタが来ておりました。
レンズが曇り鮮明に映らない。
外側のカバーがボロボロになっている。
という事で、三ヶ月くらい前から外されて会社に置いてありました。
「早く直して取り付けに行かないとだな」と思っていたものの、なかなか新しいフィルムの内容が決まらず、また忙しくてその暇がありませんでした。
そして先日やっとフィルムの内容が決まり、本日フイルムが出来ましたので、取付けに行く前に悪いところを全部直してしまおうと思い立った次第です。
改めて見ましたが、やっぱりアドビームは面白いですね。
内容の交換が容易ですし、動きますし、注目度としては非常に高いですし。
実際に問合せを頂く事は多いです。
それこそ、日本全国津々浦々からです。
ですが、実際に購入となると二の足を踏まれます。
理由は、まず第一に「夜間にしか効果を発揮しない」です。
第二に取付場所が限定されます。
と言いますのも、やはり日中では太陽光に負けてしまいますので、稼動させててもまったく映像は映りません。
果たして、夜間だけの看板をいくら注目度が高いと言っても付けるかどうか???
その上、アドビームは単純に言いますと懐中電灯みたいなものですので、取付けする位置と写し出す面の距離が、離れていればいるほど画像が大きくなります。
逆に、距離が近ければ近いほど鮮明になるものの、映し出されたサイズは小さくなります。
この二点を考えますと、やはり「まあ看板だしなあ・・・」、「距離が取れないしなあ・・・」という事で二の足を踏まれるのだと思います。
それに看板の費用対効果というのは、計算するのがなかなか難しいですからね。
そのお客様の気持ちはよく分かります。
ただ、本日初めてアドビームを見た社員達は、口々に「おー!スゴイですね!」と言ってくれました。
お客様のところでデモをしましても、やはり同じ様に喜んで頂けます。
なのですが・・・うーん・・・。
ここら辺が商売の難しいところですね。^^;
まあ、25日の夜に取付けに行く予定ですので、25日以降は新しくなったアドビームがまた照らし出されます。
お近くをお通りの際は是非ご覧下さい。^^
[新事業話:其の三]
本日も書こうと思ったのですが、何だかネタバレするものばかり思いついてしまい、とりあえずお休みです。
また触り部分だけでも書けるネタを見つけたら書きます。
すみません。^^;
本当はもうそろそろ内容を書いても良いかな?と思うのですが、書いてしまいますと、あーなって、こーなってという展開が目に浮かび、結果として現在製作中のデータベースが、またもや破壊されてしまうかも知れません。
そうなりますと、新事業のスタートが復旧のために遅れかねない・・・。
まあ、後10日です。
もうしばらくお待ち下さい。^^
ちなみに、一度目は繁盛屋自らが破壊しました。
怒られました。orz
■[第572回] 便利だからこそ −H17.10.19-(水)−
お待たせしておりました。
「10月生まれ友の会」の開催日が決定しました。
日時は10月29日(土)PM7時からの予定です。
ちなみに、10月生まれではなくてもまったく問題ありません。
また、10月生まれでも祝ってもらえるとは限りません。
以上の点を踏まえた上で、「久し振りに飲みたい」という方はどしどし御連絡下さい。
飲み会とは関係ありませんが、当日は私は六時起きで、とても大切で、重要で、スペシャルで、最優先事項があるため、おそらく飲み会では結果報告と共に大盛り上がりが出来ることと思います。
いやー。今から29日が待ち遠しいですねー。^^
さて、「どんと!」です。
「どんと」と言っても犬の名前ではありません。
何せ、今朝より我が家の犬の名前は「だんて」になりましたからね。
※過去の日記をもし読まれる事がありましたら、脳内変換をしながらお読み下さい。
(本当は全部書き直そうかと思いましたが、それもイヤラシイのでやめました。)
[新事業話:其の二]
新事業は一体何なのか?という事はまだ書けませんが、 今回の重要な柱となるものは「インターネット」・「HP」です。
と言いましても、別に「IT関連企業」になろうと言うのではありません。
その「HP」は特別な何かのシステムが組み込まれている訳ではありません。
また、「全く新しい何かを始める」という訳でもありません。
今までもありましたし、これからもあり続けるだろうという、何て事の無いHPですし、なんて事の無い事業なのかも知れません。^^;
ただ、以前も書いたかと思いますが、私は新事業を考えた際に必ず「既存事業のために」という事を考えます。
その既存事業のために、既存のお客様のために、そして大袈裟かも知れませんが「より良い社会」のためにと考えた結果が今回は「HP」になったという事です。
大体、私は別にインターネットに無限の可能性なんて感じていませんからね。^^;
ただ、今回の事業計画を練っていた時にも思ったのですが、他の仕事と同じ様に、やはりHPもどれだけ手間を掛けるかが大事です。
それはプログラムという部分もあるでしょうが、それ以上に大事なのは、実際に人が動く。汗を流す。
という部分だと思います。
おそらくですが、インターネットがこれだけ広がり、HPが当たり前の時代になった現在だからこそ、そのインターネットの分野においても「どれだけ本当に人が動くか?」という事が大事だと思います。
という事で、今回の新事業のポイントは「どれだけ動けるか?」です。
とても便利なインターネットを、より便利にするためにも、一所懸命に汗をかいて行こうと思います。
■[第571回] 有難い話です −H17.10.18-(火)−
さて、何だか最近仕事が楽になってきました。
と言っても、「仕事が無くて暇だから」という訳ではありません。
この「仕事が楽になった」というのは、おそらく社内で「私だけの話」です。
(別に仕事をしていない訳ではありませんよ。^^;)
それと言うのも、最近社員がとても頼もしくなってきました。
今までも頼もしかったのかも知れませんが、ついつい「自分で全部やらなくてはならないのだろうな・・・」という考えてしまい、自分の中で「任せられるもの」だけを頼んでおりました。
ところが新事業を始めるにあたって、「これはちょっと無理かな?」と思うものも、どんどんと周りに振ってみました。
するとこれがまあ!!
やるやる!びっくりするほどやってくれます。
もう今では「これ頼むね!」と渡しますと、その日のうちや数日間で出来上がってきます。
しかも、私自身が「うーん・・・どうしよう?」と検討中の様なものであってもです。^^;
社員一同、本当に真剣になって新事業を考えてくれているんですね。
そうでなかったら、「こんなイメージで」というだけでは、見当違いのものや不足だらけのものが出来上がってきてもおかしくないですからね。
その結果、「頭」と「時間」に余裕が出来ましたので、のびのびになっている「看板の料金表」の製作が出来る様になりました。
新事業も大事ですが、既存事業の底上げもとても大事な事ですから。
おそらくですが、料金がまだ出ていませんが(これも頼んであります)、今月一杯まで行かないうちにアップ出来ると思います。
自分で言うのも何ですが、なかなか良い料金表が出来そうです。
それに、看板の「取付費込みの料金表」をHPに載せている会社は、私の知る限りないですからね。
看板料金の目安になる「料金表」が出来れば、繁盛屋ではなくとも、看板を作ろうという人達にとっては良いことでしょうから。
それに、繁盛屋としても新人営業マンが入った際に、大分良い形で教育が出来る様になりますしね。
まあ、かなり(?)のページ数になりますが、出来上がりましたら一度目を通して頂けましたら幸いです。^^
[新事業話:其の一]
新事業の開始まで半月が過ぎました。
という事で、本日より小出しにネタを出して行きたいと思います。^^
まずは新事業名です。
その名も「どんと!」です。
そうです・・・。
繁盛日記を時たまにでも読まれている方ならばお分かりかと思いますが、我が家の犬の名前です・・・。
これだけは言わせて下さい。
決して「犬の名前」から取った訳でも、「社長の権限で強引に推し進めた」という訳でもありません。
新事業名を何にしようか?と会議を開いておりましたら、突然社員から「どんとにしましょう」という案が出ました。
ちなみに私だけが反対しました。
本田宗一郎さんが生前に、井深大さんにこんな事を言っていたそうです。
「俺は会社に対して後悔はない。」
「ただ一つだけ悔やむとしたら、社名をホンダなんていう、自分の名前にしてしまったことだ。これがだけが恥ずかしい。」
そして、「良いなあソニーは・・・」と。
なので、私も悔やみたくないので「いやー、それはマズイですよ・・・」、「後で、ペットの名前を新事業に付けたなんて言われたくないなあ」と、結構強硬に反対しました。
ですが、「でも「どんと」という名前は意味があるのでしょう?」、「その意味が良いのであれば構わないのでは?」と説得されてしまいました。
その場にいた社員全員が「トリック」のファンだったというのが、かなりのポイントでしたね・・・。
まあ、確かに響きも良いですし、意味も良いですし、思い入れ(トリックに対してのですよ)もありますので、きっと良い事業名になる事と思います。
ただそれでも、早いうちに我が家のペットの名前を改名しないとマズイですね。
似た響きじゃないと犬も困るでしょうから、「だんて」なんてどうでしょうかね?
■[第570回] 感謝状 −H17.10.17-(月)−
本日は、「何だか仕事が楽になってきました」と書く予定だったのですが、何だかヤフーで面白い写真を見つけたり、新潟日報の夕刊を読んでしまったため、その話は残念ですが明日書くことにします。
ではでは・・・
小泉首相が靖国神社参拝しましたね。
参拝と言っても、ただ「お賽銭を投げに行っただけ」、「近くの神社にお参りに行った」みたいな感じだったみたいですが。
まあ、それでも参拝するだけ良いです。
さて、もうこんなのは馬鹿らしくて書く気にもならないのですが、またいつもの様に「キャッ!キャッ!」と言いながら中国と韓国が騒いでおります。
実際には両国では、大して盛り上がっていないのかも知れませんが、新潟日報の夕刊やマスコミでは大盛り上がりの様相を伝えております。
その上、マスコミ各社はとても嬉しそうに、
「これで中韓と日本の仲が悪くなるよねー!(はあと)」
「この前、裁判で違憲じゃない?っぽいこと言ってたのにねー!首相ダメだよねー!」
「選挙で大勝したからって、靖国神社に参拝して良いよ!なんて誰も言ってないのにねー!」
「また中国と韓国に怒られちゃうねー!えへへ」
と言っております・・・。
やれやれですね。
中国、韓国が「待ってました!」と、大喜びで文句を言うのは分かります。
国内の事情が事情ですから、どこかに目を向けさせないと自分の首が絞まってしまいます。
何せ、小泉首相が参拝して一番嬉しいのは中国と韓国ですからね。
政界には魑魅魍魎の巣窟らしいですから、実は中国と韓国に頼まれて参拝していたりして・・・。
小泉首相にそのうち「我が国の体制・政権維持によくぞ貢献してくれた!」と、礼状の一つくらい届くかもしれないですね。
まあ他所の国は他所の国なりの事情があるでしょうから、それで良いのかも知れません。
ですが日本国内で、靖国神社に祀られている英霊達を批判をして喜んでいる様な、マスコミをはじめとする「おかしな日本人」達。
この人達は感謝の気持ちすら持てない、本当に情けない人達です。
せめて普通の日本人は、他国と一緒になって「キャッ!キャッ!」と言っているマスコミに踊らされずに、「日本を守り、戦ってくれた英霊達」にしっかりと感謝したいものです。
[おまけ]
こんな話の後で何ですが、本日職安に営業の募集を出しました。
どなたか良い方がいらっしゃいましたらご紹介下さい。
■[第569回] ヤドカリ −H17.10.14-(金)−
本日、ふとした事からそこで社員を雇う話が出ました。
人を雇うというのは「ヤドカリが新しい貝を探す様なもの」だと思います。
私は三年ほど前までは、「人を雇う」という事を考えた時に、「今いる人数ではもうパンクしそうだ!」となってから求人を出そうと考えていました。
なのですが、この考えでずーっと仕事をしていますと、いつまで経っても求人を出す機会が来ませんでした。
「仕事がパンクするほどなかった」というのもありますが、パンクしそうになっても、何とかなったりしてしまいます。
そこで、新しい事業を始めるという事で雇いました。
結局、その後も「パンクしてから」と思い続けていたものの、いつまで経ってもパンクしません。
そしてやっと気付きました。(遅いですが^^;)
パンクしてから補充的に人を雇うというのは、現実的な様な気がしますが、実際はそんな事はないんですよね。(繁盛屋の場合の話です)
人というのは、現状から考えて雇うものではなく、先を考えて雇うものなんですよね。
ヤドカリがどうやって本当に新しい貝を探すのか分かりませんが、おそらくヤドカリは「もうこの貝では限界だ!」となってから新しい貝を探すのではなく、「そろそろ新しい貝を探さないとマズイな」と思って探すのでしょう。
限界を超えたら貝から出られなくなっちゃいますからね・・・。
また、「この貝を自分の限界にしておこうかな?」という訳には行かないでしょうし。
そう考えて近頃は人を雇い入れております。(スムーズかどうかは微妙ですが・・・)
そして、雇ってみて分かった事は、人がいるというのは力になります。
例えば社員が二人しかいない時に考えられる事と、社員が四人いる時に考えられる事と言うのは、「三人寄れば文殊の知恵」で、やはり仕事にしても何にしてもより良い考えが出てくるものです。
その上、一番良いことは、その社員数に合う様に仕事を考えて行けます。
これまた例えば、一人で仕事をしてた時には「一人の仕事量」を考えて仕事を取ってきます。
二人であれば、「何とか二人が食べられる様に」と考えて仕事を取ってくる。
この人数が多くなってくればくるほど、自然と仕事のボリュームが増え、会社の規模を大きくして行ける事になります。
※ただ、100人も1000人も一度に雇ったからといって、会社にその社員が育つまで耐えられる体力がないと、会社はパンクしちゃいますけどね。^^;
計画を立てて人を雇っていく。
これは「仕事ありき」ではなく「人ありき」で考えるという事です。
人が増える事で、自然と目線の高さ(目標)が高くなりますから。
という事で、これから(も?)(は?)、しっかりと計画を立てて求人を出して行きたいと思います。
新事業次第ではありますが、年内に何とか二人ですね。
出来れば営業2人と事務とデータ作成・・・。
(あれっ!?二人多いな???)
まあ何にせよ、高い目標を胸に、目は正面を見据え、足をしっかりと大地につけて仕事をして行きたいと思います。
■[第568回] 申し訳ないです −H17.10.13-(木)−
本日、繁盛屋を始めてから初めて、お話し頂いた仕事をこちらから辞退させて頂きました。
今までも「出来ない仕事」や「やると必ず後悔する仕事」のお話を頂いた際、辞退させて頂く事はありましたが今回は「出来る仕事」でした。
辞退させて頂いた一番の理由は「料金が合わない」という事です。
そして二番目の理由は「ご迷惑をかけるかも知れない」です。
この一番の「料金が合わない」というのは、本当に努力に努力を重ねれば、何とか受けられる額でした。
それに今までもお仕事をさせて頂いた事がありましたので、通常の料金ベースから考えますと間違いなく赤字になったとしても、「ご恩返し」と考えましたらやってやれない事はないです。
そこに二番目の理由です。
今回頂いたお話は「続きもの」(定期的に発行するもの)の話です。
これが初めてであればまだ良かったのですが、すでに何年(十年以上?)も作られてきたものです。
その上、今まで一社に続けて発注されていたとの事です。
そして今回、繁盛屋にお声掛け頂きました。
本来であれば金額がとても合わなかろうが、喜んでやらせて頂くべき話です。
ですが、お話をさせて頂いた際に「これはうちが無理をして受けてはいけない話だ」と思いました。
まず、今までやっているところの金額が破格値です。
聞いてからあまりの安さにびっくりしました。
おそらく長い付き合いがあったので、その金額で受けられていたのでしょう。
そこでもし今回繁盛屋が受けたとしましたら、金額が合おうと合わなかろうと、現在ならば多少時間が取れますし、徹夜してでも何とかすれば良い話です。
ただ、「それを今後も続けていけるのかどうか?」と考えますと、場合によってはとてもお受け出来ない場合がある可能性が高いです。
ではその際に「すみません。今はとても出来る状態ではありません」とお断りして良いのかどうか?
これは当然出来ません。
そして「以前頼まれていた印刷会社様に、もう一度お願いして頂けませんでしょうか?」と言えるかどうか?
これも当然出来ません。
ですが、もし繁盛屋がとても対応出来ない状態であったとしたら、当然の様にお客様は以前の会社に依頼する事でしょう。
その時に、以前製作していた会社が同じ料金でやってくれるかどうか?
気持ち良くやってくれるかどうか?
これは一度浮気した様なもので、おそらく、おそらくですが、「気持ち良く」という訳には行かないでしょう。
「なんだ。やっぱりうちに戻ってくるんじゃないか(苦笑い)」という気持ちでしょう。
そして「一度浮気をしておきながら、また前と全く同じでというのは都合が良すぎるだろう」と思うかも知れません。
そうなりますと結果として、今回繁盛屋が無理をして受けることで、お客様にご迷惑をお掛けする事になるかも知れません。
と言いますか、今回の話の場合はきっとご迷惑をお掛けする事になると思います。
簡単に言いますと一生愛す自信も、面倒を見るつもりも無いにも関わらず、気軽に「大丈夫!任せて!」と言ってしまっては、相手に対して迷惑を掛けるという事ですね。
「ほんのちょっとした遊びで」と言う訳には行きませんからね。
それだけ「続きもの」というのは大変なことです。
という事で、責任を持って仕事をするためには、将来の事もしっかりと考えて決めなくてはならないと思った次第です。
それにしても「据え膳食わぬはナントヤラ」ではないですが、辞退するというのは辛いものですね・・・。
[追伸]
今回辞退させて頂いた際に、「ちょっと繁盛屋が良い気になっているのではないか?」とも反省しました。
繁盛屋を始めた頃であれば、どんな仕事でもお受けしていたというのに・・・。
ただ、どうしてもある程度の仕事が出来た今となっては、「何でも受けます」と安請け合い出来ないのですよね。
どんな仕事でも安心して任せてもらえる様に、受けられる様な会社にしなくてはなりませんね。
「辞退する」というのは、折角お声掛け頂いたお客様に対して、本当に申し訳ない話ですから。
■[第567回] 常識の間違え −H17.10.12-(水)−
昨日の話の続きですが、「株主は三年以上保持していて初めて株主の資格が取れる」としてみたら如何でしょうか?
そして、その間は「増資され様がどんな防御策をされ様が意見は言えない」とする。
これであれば、「乗っ取り屋」や「売り抜け屋」も手を出せなくなるでしょう。
今回断言しておきますが、「株式会社は株主のもの」ではありません。
もし「株主のものだ」と言うのが正しい姿だというならば、
そんな社会経済における認識が間違っています。
または「株式会社という存在自体が世の中には必要ないもの」のどちらかですね。
会社は株主のものではありません。
会社は社員とお客様のものです。
さて、こんな話を書いていて思い出しましたが、7〜8年ほど前に四国にいた際に「坪内寿夫」さんにお会いさせて頂く機会がありました。
その坪内寿夫さんとお話させて頂いた際に、こんな話をお聞きしました。
「銀行は預金をしてくれる人をお客様だと思っている。」
「しかしそれは間違っている。」
「預金者なんていうのは、安心して預けられて、しかもお金が増えて戻ってくる。それは銀行にとってのお客様ではない。」
「銀行の本当のお客様は、中小企業や商店主などのお金を借りてくれる人達だ。」
「預金者は、利息を銀行が支払う事で銀行の資金を減らすもの。」
「それに対して、借りてくれる人は利息を払い、銀行の資金を増やしてくれるものだ。」
「どちらが銀行にとってのお客様か?なんて言うのは考えなくても分かる」
という話でした。
その話をお聞きした時は、私は銀行と縁があった訳でもなく、(今もまったくありませんが)、「貸し渋り」や「貸し剥がし」という事をテレビで聞いた事があるという程度でした。
なので、ただ単に初めて聞く考え方で「なるほどなあ。そう言われてみればそうだな。なるほどなあ」と思っただけでした。
確かに、銀行の商売のやり方としまして、たくさんの資金を作る必要があります。
その資金を運用(株などの博打)や、中小企業への貸付により利息をもらい増やすのが仕事です。
なので、まずは金主である「預金者」を大事にするのは分かります。
しかし、本当に大事なのは「お金を借りて利息を払ってくれる人」という「お客様」の筈です。
※ここら辺はサラ金なんかはよく分かっていますよね。誰がお客様かと言うのを。
さて、何故こんな事を書いたかと言いますと、どうも「一般常識として考えている事が間違っている」というのが、最近の「株式会社は株主のもの」と共通する様な気がします。
「何を一番大事にするべきか」という事が分かっていない。
株主なんていなくても会社は成り立ちます。
ですが、社員がいなくて会社は成り立ちますでしょうか?
商品やサービスを購入してくれるお客様がいなくて会社は成り立ちますでしょうか?
という事で、最後にもう一度断言しますが「会社は株主のもの」ではありません。
ただ、「真剣に会社を思ってくれている株主も大事である」、「会社はそういった株主のものでもある」というのは分かります。
ですが、優先順位を付けるとするならば、1に「お客様のもの」、2に「社員のもの」、3があるとすれば「株主のもの」です。
※これは優先順位が上だからと言って社員だけを優遇し、真剣な株主をないがしろにするという話とはまた違ってきますよ。
何にせよ、もっともっと会社とは何か?株主とは何か?という事を真剣に考えていかないとダメですね。
今の「一般常識になりつつある考え方」は、おかしいと思いますから。
■[第566回] 旗振り −H17.10.11-(火)−
さて皆様、三連休は如何お過ごしでしたでしょうか?
私は平日もほとんどテレビを見ないのですが、休日になりますとまったくと言って良いほど見ません。
そして、休み明けの朝にテレビをつけて見てみますと、何故か大事故やら、大事件が起こっていることが多いです。
前回は地震によるインドネシアなどの津波。
今回はパキスタンの大地震です。
特に今回は新聞が休刊日でもあったため、テレビを点けて初めて知った情報でした。
本当に最近はアジアで地震が多いですね。
プレートが大移動しているのでしょうか?
そこに加えて、先週はバリで爆破テロまでありました。
アジアに災厄が降りかかってきている様です。
いや、その前にはアメリカのハリケーン被害もありましたので、アジアだけとは言えないですね。
何にせよ日本としては、被災国に出来る限りの協力をして行ってもらいたいです。
さて、またまた株の買収で大騒ぎですね。
しかし不思議なのが、突然株を買い占めて「自分は大株主だから言うことを聞け!」というのはどうなのでしょう?
しかも、その会社に対して何の思い入れもなく、ただ単に「金儲けのためだけに買った株主」がです。
あの様な会社は、本来は何を目的に設立されているのでしょうかねえ?
例えばですね、
事業内容は良いものの経営が下手で損をしている会社の株を売る方も買う方も了承済みの上で取得し、その会社の経営に口を出すことで、その会社本来の持つ良い部分を伸ばし、そして株価を上げる。
上がった株価で取得した株を売却をして利益を得る。
そういう事であれば、何だか多少は分かる様な気がします。
よくは知りませんが、アメリカの経営者はそんな感じですよね。
会社の業績を伸ばすのが仕事。
伸ばせない経営者は追い出され、伸ばした経営者はストックオプションなどで手に入れた株を売却し報酬を得る。
それに対して、どうも投資会社というのはイメージですが、「経営の効率化を図る」というよりも、ただ単に「あぶく銭を手に入れる」というのが目的の様に見えます。
(本当は違うのかも知れませんが)
特にフジテレビ騒動の時の様に、株をこっそり集め、ある程度たまったらドカンと発表し、売却しても、提携が出来る様になっても得をする様に仕掛ける。
会社はマネーゲームで成り立っているものではありません。
そして、利益を出すためだけに存在しているのではありません。
社会に役立つために存在しているのが会社であり仕事です。
投資会社にも株主がいるのでしょうし、お金を預ける人がいるのでしょう。
その人達のために、とにかく「金儲け」をしなくてはならない。
という事なのは分かります。
ですがお金というのは「預けていれば増える」というものではありません。
また、「うまくやって増やすもの」でもありません。
社会の役、人の役に立つことで初めて生まれてくるものです。
はっきり言いまして、現状の日本の株取引は「マネーゲーム」や「ただの恐喝」にしか見えないです。
そこに適当な美麗字句や、後付の理由を並べ立てたとしても、ただ単に「お金が儲かれば良い」というだけの意識が見え過ぎです。
よくテレビで「真の狙いは何なのか?」と言っておりますが、そんなのは何をしている会社なのか考えればすぐに分かる事ですからね。(まあ考えなくても分かりますが)
話はちょっと反れますが、最近は日本にも「モノを言う株主が増えてきた」という話です。
しかし、不思議なことにその「モノを言う株主」と言うのは、長年その株を持ち、その企業を支えてきた株主ではないのですよね。
短い期間で一気に株を買い集め、そして突然「私は大株主だ。大株主様の言うことを聞け!」と言ってくる。
しかも、短期間しか持っていないにも関わらず、「会社は株主のためにある」と得意気に言い放つ。
「株」に対して無防備だった今までの企業のあり方が甘かった。
確かにそういう面も多々あります。
ですが、その甘さにつけ込んで、好き勝手なことをしても良いのかどうか???
まあ、ここら辺はモラルの問題ですからね・・・。
「ルール違反でなければ何をしても良い」と、堂々と話す人も残念ながらいることでしょう。
ピョンピョンと話が飛んでしまい申し訳ありませんが、よくアメリカの経済界と比較して「日本がおかしい、遅れている」という話を聞きますが、本当にアメリカの投資会社もこんな形で会社の運営をしているのでしょうか?
「あそこの株が甘そうだ」
↓
「こっそり買い集めてしまえ」
↓
「私が大株主です。会社は株主のためにあります。つまり私のためにあるという事です」
↓
「私に株主でいて欲しくなければ高値で買いとりなさい」
↓
「よし儲かった。さて次の甘いところを見つけよう」
こんな感じですかねえ????
何だか私の株のイメージというのは、会社は投資してもらい、その人達のためにも会社を大きくし、うまく行かせる。
そしてその結果、配当金で株主に対して会社は恩返しをする。
それにより資本主義経済が成り立っている様に思うのですが・・・。
大体、みんなが株を買って、それで儲けて成り立つ様な社会であれば、一体誰が仕事をするのでしょうか?
生産するのでしょうか?
誰も生産せずに、ただ単にマネーゲームで成り立つ社会。
いくらなんでもそんな不思議な社会は成り立ちませんよね。
何にせよ、お金というのは額に汗して働いて手に入れるものです。
「頭を使う」という事で汗を流している人もいると思いますが、必ずそこには「生産」が付いてくるものです。
「生産をせずに、ただ単に頭を使ってお金を手に入れる」なんていうのは、間違っていると私は思います。
まあ浮ついた世間には流されず、時代遅れの男になれる様な生き方をしたいものですね。
という事で、これより看板の夜間工事の旗振りに行ってきます。
■[第565回] 繁盛屋バッジ −H17.10.7-(金)−
すみません。
この一週間、何だか繁盛日記を書いていて「ダメだし」ばかりされます。orz
いやいや、自分でも分かっているのですよ。
何だか今ひとつ書いていて盛り上がらないと言いますか、何だか要点が絞り切れない。
実は今週の日記は一度も一回で決まった事がありません。
大体毎日2〜3回書き直して上げたものです。
最初は「うーん・・・さて今日は」と考えた後、「そうだ!あれを書こう!」と思って書き出します。
しかし書いている途中で、「何か違うなあ・・・」と悩む。
そして、もう一度改めて見直すと、「これじゃあダメだ」となります。
また一から書き直す。
またもや書いている途中で「何かふざけすぎだな・・・」と反省する。
そして、もう一回書き直す。
そして、最後に当たり障りのない内容になって、「もう今日はこれで良いか・・・」と渋々更新する。
これが火・水曜日のパターンでした。
※書き直し二回目で更新したのが木曜日です。
私は例え自分の感覚といえども、必ず原因は何か?理由は何か?と考えます。
今回も考えてみました。
先月から新事業続きで、大事な話を隠した形の日記ばかりだったので、「おそらく読んでくれている人もつまらないだろうな」と思っていました。
そして、今週に入ってからは新事業ネタを無くす事にしました。
それに、より具体的に新事業の話が進み、すべてが大事な部分になったので、書く訳にも行かなくなりましたしね。
現在私の仕事の9割はこの新事業となっておりますので、この新事業について書けないと何のネタも出てこない。
という事だと思います。
本当にわざわざ読んでくれている方には、何だかシャキッとしない日記ばかり書いてしまい申し訳ありません。
新事業は来月の1日スタートの予定ですので、今しばらくお待ち下さい。
日記に書けるネタが、新事業以外のものでも考えられる様になってきましたから。(多分ですが・・・)
あー!早く話たいですねー!!
どかーっ!と書きたいですねー!!
うーん・・・。
新事業のための準備を考えると、まだまだ11月は来てもらいたくないですが、日記に悩むと早く来ないかなと思ってしまう今日この頃です。
[おまけ]
そう言えば、一つネタありました!
今度繁盛屋の社章のバッジを作ります。
昨日ふと思いつきましてデザインを作成し、先ほどデザインが決まりました。
いやー本当に好みというのは色々ですね。
多数決を取ると、面白い様に半々に分かれます。
そこで一人で過半数の票を持つ私が決める。
まあ、新事業の名称を決める程ではありませんでしたが、それでも多少悩みました。
バッジ一つで、お客様の繁盛屋に対するイメージが変わってきますからね。
派手に行くか?
渋く行くか?
HPは派手ですし、ロゴマークもイメージカラーも派手な繁盛屋です。
という事で、今回は「渋く」、「オーソドックス」に決める事にしました。
何やらバッジ屋さん曰く、納品まで4週間ほど掛かるそうですので、これも皆様にお見せ出来るのは来月になってしまう事でしょう。
届きましたら真っ先に繁盛日記に載せますのでお楽しみに!
と言っても、オーソドックスなバッジだから別に楽しみでもないかな?
■[第564回] ミノムシ −H17.10.6-(木)−
看板職人で「高所恐怖症だ」という方は結構多いです。
先ほども近日中にやる予定の、高所作業車を使用する12〜3メートルの高さの看板工事の話が出ました。
その話をしていましたら、なんとその場にいた社員全員が「高所恐怖症」という事が分かりました。
こんな自慢話みたいな事を言うと「何をくだらない事を自慢しているんだ」、「自分の方がもっとスゴイぞ!」と叱られてしまうかも知れませんが、私も高所恐怖症についてはなかなかの腕自慢のです。
小学生時代に「姉」と「姉の友達」とサイクリングに出かけ「松浜橋」を渡りました。
橋を自転車でスイスイと十メートルほど進むと、何故か突然震えが。
そして、おもむろに自転車を降りて四つん這いになり、その四つん這いのまま何分もかけて松浜橋を渡りきったほどです。
(ちなみに松浜橋の長さは1kmほどあります。)
松浜橋は自動車道と歩行車道が分離し、ちょっと離れており、まるで吊り橋の様なものなんですよね。
本当です!
疑う人はグーグルのイメージで「松浜橋」と調べてみて下さい。
きっと呆気にとられますよ。
そう言えば、欄干から釣り糸を垂らしていた、釣り人のおじさんのびっくりした顔は今でも懐かしく思い出されます。
※帰りは違う橋を通りましたので、何とか無事に帰って来れました。
あの時に松浜橋を通らなくては帰れないのであれば、きっと二度と家に帰ることは出来なかったですね。
また、以前住宅メーカーに勤めていた際は、上棟式などの直前の梁むき出しのところや、二回の屋根に飛んだゴミを取りに行かされた際には真剣に退職を考えたほどです。
どれだけ社員教育が厳しくても退職を考えなかったのに。
さて、話は戻りますが、繁盛屋を始めるために勉強に行った福島の看板屋さんで、色々と教えてくれた方も高所恐怖症でした。
そして、スイスイと高い梯子を上って行くのを見て「すごいですねー。怖くないのですか?」と聞いてみました。
すると「怖いよ。俺も高所恐怖症だから。」との話。
ちょっと驚いて「とても高所恐怖症とは思えないですね」と言ったところ、
「怖いけど仕事だからね」
「それに、上っていく時に怖くなってきたら、自分は生命保険に入っているな。と、もし何かあっても大丈夫だと考えて上っているんだ」とのお言葉。
いたく感激した次第です。
そして、先ほど繁盛屋の社員にもどうやって高所恐怖症を克服したの?と聞いてみました。
一人は、「怖いけど、他人でも上れる。だったら自分でも上れる筈だ」、「ハシゴの角度などを考えて、どう考えても落ちる訳がない。」と言い聞かせて上っているうちに、いつの間にか平気になったそうです。
また、もう一人は現場で屋上にとり残されてしまい、にっちもさっちもいかずにいたら恐怖症が治ったそうです。
やはり、「慣れ」というのが一番の治す方法なのでしょう。
私も決してこんな高所恐怖症が嫌いな訳ではありませんが、治せるものならば治してみたいものだと「松浜橋初!四つん這い横断」の達成後、時たま考えておりました。
そんな時に、何の本だったか、どんな本だったか忘れてしまいましたが、面白い話が書いてありました。
あるところに、とても肝の据わった剣術の上手な侍がいました。
周囲のものは「あいつの後ろは斬れん」とつぶやくほどです。
そしてある時、子供に聞かれました。
子供:「何でそんなに肝が据わっているの?」
侍:「そうかな?そんな風に見えるかな?」
と、侍は今ひとつ自分がそんな風に思われているのがピンと来ない。
そして、侍はふと思い出しました。
侍:「そう言えばアレをした頃から言われだしたかな?」
子供:「何をしたの?」
侍:「いや、実は自分は子供の頃からオバケがとても苦手だったんだ。お墓のある寺の前を通るだけで震えが来るくらいにね」
子供:「ふーん・・・」
侍:「剣術で強くなろうと思っているのに、オバケが怖いなんて情けない。何とかそれを克服できないものか?と考えたんだ。」
「そして、それから毎日夜になるとゴザを一枚もって墓場に寝に行ったんだ。」
子供:「怖くなかったの?」
侍:「いや、とても怖かった。もう寝ようとしても寝られないくらいだった。」
「でも何日か過ぎるうちに段々平気になってきた。」
侍:「何日いてもオバケなんて出てこないし、剣術の修行で疲れているから寝てしまう。」
「その内に何故自分はこんな事をしているのだろう?と、馬鹿らしくなって止めたんだよ。」
「考えてみると、それから周りに「肝の据わった男だ」とか言われ出した気がするな。」
という話でした。
この話を読んだ時は、本気で「どこかの高い建物の上で毎晩寝ようか?」、「高い建物の上から寝袋をぶら下げて寝ようか?」と考えたものです。
私も出来れば「肝の据わったデカイ男だ!」、「うーん・・・あいつの後ろは斬れん・・・」と言われるくらいの男になってみたいものです。
何せ今は背中を斬られまくりですからね。orz
背中の傷は男の恥です。
もし夜にどこかのビルを見上げて、そこに大きな蓑虫の様な寝袋がぶら下がっていたとしたらそれはきっと私です。
決して石は投げないで下さい。
■[第563回] 飲み会 −H17.10.5-(水)−
何だか「10月生まれを祝う会」を言い出してから、我も我もと名乗り出てくれる方が多く(ちょっと大袈裟です。)嬉しい限りです。
そして、10月生まれの人が多いのに驚いた次第です。
まあ一年は12ヶ月しかない訳ですから、おかしくはないのですが。^^;
実は、この「10月生まれを祝う会」または「10月生まれを感謝する会」ですが、発案はただ単に「一ヶ月に一回くらいは皆で飲みに行きましょうか!」という事からです。
繁盛屋は市の中心から離れている場所に事務所があります。
近くに居酒屋やお寿司屋さんなども1〜2件はあるものの、周囲の殆どが住宅です。
その上、社員全員が車通勤。
これが東京であれば、電車なので「帰りに一杯飲んでく?」と気軽に言えますが、新潟ではそう気軽には言えません。
繁盛屋は飲酒運転をしたら当然クビですし、代行は高いですからね。
そのため、社内で飲みに行く機会が極端に少ないです。
せいぜい新入社員の歓迎会で飲むくらいです。
または、新年会か忘年会のどちらかが開かれますのでその際に飲むか。
黒田節の一節をこよなく愛する私としては寂しい限りです。
そしてどうやら社員も飲み会が嫌いでは無さそうです。
と言うよりも、かなり好きでしょう。
「会社内で飲む」となりますと、どうか分かりませんが。^^;
お酒と言うのは、とても良いコミュニケーションツールです。
それに、「飲んだ席で聞いた話が勉強になる」という事も多いです。
バカ話だけの飲み会では無理ですけど。
という事で、「一緒に飲んでやっても良いよ」という方がいらっしゃいましたら、どんどんとご連絡を下さい。
大人数で飲むと楽しいですからね。^^
でも、誰も参加者がいなかったとしたら・・・。
そうなったら来月に「11月生まれを祝う会」を開くことにしましょう。そうしましょう。
■[第562回] ツボにはまる −H17.10.4-(火)−
やっと新事業の名称が決まりました。^^;
昨日の午前中から、「あーでもない」、「こーでもない」、「これはどうだろう?」、「いや、これはちょっと・・・」と、なかなか決まらない。
結局決まらず、何とか三つに絞り改めて本日検討する事に。
そして夕方から何となく始まり、昨日の案を考え直し、また「あーでもない」、「こーでもない」と検討。
そこに一つの案がでました。
すると面白いことに、昨日までに出ていた案のどれでもない「その案」がスムーズに決定となりました。
今回の新事業もそうですが、それまでは一所懸命になって知恵を振り絞っていてもダメなものが、何かツボにはまると言いますか、「おや?これはいけるな」と思いますと、急に話がスムーズに進み出します。
そして、どんどんとイメージが湧いてくる。
しかも、「まあこれで良いか」という中途半端な形ではなく、「これだ!」という確固たる自信を持って進められる様になる。
本当に不思議なものですね。
今年に入ってから新事業についても色々と考えてきました。
そして、実際に見積りを出したり、莫大な制作費を覚悟したり、壁にぶつかり諦めたり。
しかしどんどん時は過ぎて行く。
正直なところ「ちょっと今年の目標達成は難しいかも知れないな?」と思っていた矢先に、今回の「繁盛屋にとってベストの新事業案」が出てきました。
それからはもう、とんとん拍子に話が進む。
あとは、
お客様に役立つかどうか?
社会に必要とされるかどうか?
だけですね。
頑張って、もっともっと深く考えます。
■[第561回] 検索サイト −H17.10.3-(月)−
皆様はインターネットで何かを探す際に、どこの検索サイトを使いますか?
私はグーグルは何だかよく分からないので、いつもヤフーを利用しています。
そしてヤフーで本日検索してみましたら、何やら様変わりしておりました。
一見すると「あれ?グーグル?」と思ってしまう様な結果の表示。
さて、これで使いやすくなっていれば問題はないのですが、はっきり言いまして「非常に使い辛い」です。orz
今までの探しやすい、分かりやすい検索後の画面が、何が何やら分からなくなってしまった・・・。
まるで、「ヤフー利用者を一人でも多くグーグルに乗り換えさせるための変更」の様です。
大分以前にも書きましたが、繁盛屋のHPをヤフーに登録するために何ヶ月か推薦しておりました。
しかし当然ヤフーも商売ですから、まったく登録を受けて付けてくれません。
そこで登録料を支払ってお願いしましたら、翌日には登録されておりました。
その結果、アクセスログを見ますと、ヤフーの「看板」というところから飛んでくる人が大半となっていました。
ですが、今回の検索画面の変更により、この数字は大分減少すると思います。
何せ、先ほど「新潟 看板」で調べてみましたら、1ページ目には看板業者ではなく、ほとんどが「看板」という単語を使ったページが出てきましたからね。
えーっと・・・あのですねえ・・・。^^;
「新潟 看板」と検索する人は何を求めて検索しているのでしょうか?
大抵の場合、「新潟市の看板業者を探す」という事ではないのでしょうか?
まさか、「新潟 看板」と検索する人は、「看板という用語を使っているページを探したい」という事ではないですよねえ?
正直なところ、この検索ページの変更は改悪だと思います・・・。
※まあ、「グーグルが主だ」という人にとっては良くなったのかも知れませんが。
それにしても、これでは、わざわざ高い登録料を払って登録した意味がありませんし、とてもエンドユーザーのためにやっているとは思えません。
大体、最初からヤフーの検索ページがこれならば、私はお金を払って登録なんてしませんでしたからね。
まあ、ヤフーにも多少の良心?言い訳?のためか、「ウェブ」の横に「登録サイト」というものがありました。
しかし、あくまでも「ページが出た上での検索」という事で、果たして新潟の看板業者を探している人が、そこまで見てくれるものかどうか???
穿った物の見方をしますと、これは「スポンサーサイトへの登録を加速させるため」なのでしょうか?
もう登録料で大分稼いだ。
次は「スポンサーサイト」と名づけて、常に1ページ目のトップに出せる権利で稼ごう。
という考えなのでしょうか?
本当にそうならば、まったくもってして、やり方が汚いと言いますか、登録料を支払った客を馬鹿にしていると言うか・・・。
何にせよ、これからはヤフーに登録料なんて払っちゃ馬鹿を見ますね。
きっと、現在一押しの「スポンサーサイト」も、しばらくしたら消えていく事でしょう。
真面目にワンクリックでお金を払い続けていても、気付いたらいつ間にやら隅に追いやられている。
まあ、ヤフーも一企業ですから利益を追求したいというのは分かります。
ですが、それでも最低限は企業のマナー、ルールを守って頂きたいものです。
あまりにも好き勝手をやられてしまうとがっかりですね。
ところで、普段からグーグルで検索をされている人でしたら、今回のヤフーの検索後のページは逆に探しやすくなったのでしょうか?
是非、聞いてみたいです。
(グーグル検索が主だという方は教えて下さい)
しかし、ヤフーも何考えているよく分かりませんね。^^;
あの形の検索でグーグルに勝てるつもりなのでしょうか???
■[第560回] 誤字脱字 −H17.10.1-(土)−
新事業準備のための大忙しの十月です。
ですが、月末には「10月生まれを祝う会」が開かれる事になっています。
ですよね?ね?ね?
(誰も開かれなければ、率先して私が開く所存です。)
該当者、参加希望者は繁盛屋までご連絡下さい。
担当は私です。
さて、以前も書きましたが、繁盛屋社員は毎日「日報」を帰る前に書いています。
また、一ヶ月に一冊は本を読む様にとの会社命令があり、月末に「読書感想文」を提出しています。
ただ書くだけではなく、そこにはちょっとしたルールがあります。
出来るだけ漢字を使う。
書く際は「辞書」を使って漢字を調べる。
です。
これは私が以前いた会社で教わりました。
常に何かを書く際には、辞書を手元に置いておき漢字を調べる。
その調べる事によって、漢字を覚えられる様になる。
そして、その漢字の意味が分かる。
これで漢字の使い方を間違えない様になる。
という事でした。
まあ、最初聞いた際は「そんな面倒臭い事はしたくないな」、「知っている漢字で何とか乗り切ってやろう」と思っていたのですが、お客様に手紙を出したりする際に、「平仮名」や「小学校三年生レベルの漢字しか使っていない」、「誤字だらけ」では恥を書いてしまいます。
そんな人を信用するほど世の中は甘くないですからね。
ですので、渋々ですが辞書を持ち歩き、手紙を書く際でも何でも辞書で文字を調べながら書く様になり、いつの間にか漢字を多少ですが覚えられました。
今では、そんなに難しい漢字でなければ、辞書を使わなくても書ける様になりました。
という事で「これは良いことだ」と、繁盛屋でもその様にしました。
ところがですねえ・・・。
近頃は、携帯という便利なものがあり、辞書を調べなくとも平仮名を入力すれば、簡単に文字変換が出来てしまいます。
ついつい楽をしたくなるのは人の習性ですから、それで漢字を調べて使って書いていたりしている様です。
いや、良いのですよ。
本当に意味が分かっていて、その漢字を度忘れしたとかという際に使うならば・・・。
ですが、漢字の意味を知らない、あまり本を読まないからなのか、使い方を根本的に間違っている場合が多々あります。
この結果、日報にしても、読書感想文にしても、なかなか愉快な漢字の使い方が出てきます。
まるで暴走族の書く当て字の様です。
辞書と違い携帯の文字変換では、意味までは出てこないですからね。^^;
また、分からない漢字を調べず、「平仮名」のまま書いてある場合もあります。
「これ位は漢字で書こうよ・・・」という様なものがちらほら。
こっそり見たところ、実際に辞書を使って日報を書いている社員は一人だけの様です。
大人として漢字の使い方も分からない様では恥ずかしいですよね?
豊臣秀吉ならば仕方がありませんが、まだまだそのレベルに達していない人間はしっかりと覚えなくてはなりません。
大体、「誤字脱字だらけの手紙」や「平仮名ばかりの手紙」なんて読む気になりませんよね???
そんな文章が届いたらどう思いますか?^^;
という事で、繁盛屋の顔である社員が恥を書かぬ様に、本日から厳しく取り締まっていこうと思います。
【おまけ】
ところで、これは私が辞書を使わずに文字を書いているから、真似したのでしょうかねえ???
まあ確かに、この繁盛日記も誤字脱字だらけですからねえ・・・。^^;
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